博物館に初もうで、そして科博
日曜日、小ボンズを連れてトーハクへ行った。
目的はこれ
自他ともに認める博物館オタクなあたしに育てられた小ボンズも
無事に博物館好きに育ち、万々歳であるうえ、
何を見せてもきちんと理解しようとするその心意気やよし。
ちょうど「どこかに行きたいと思っていたの」というSちゃんと
トーハク前で待ち合わせ、事前に時間予約していたQRコードを
入り口で示してエントリーする。
検温あり体調についての質問あり、係の方は寒い中ベンチコートを着込んで屋外での対応だった、ごくろうさまです。
トーハクのエントランスの荘厳なことよ
中二階に池坊の生け花がりりしく品よく活けられているのを
心の奥底から感動しつつ眺める。
ここから2階へあがると
国宝や重文の初もうでアイテムがずらり。
撮影禁止の表示があるものを除いては
写真も撮り放題、動画も撮り放題
(でも人の多い時にゆっくり動画を撮影するのはどうかとおもうので控えてほしかったり)
小ボンズは牛車に興味を惹かれたらしく
必死に喰らいついては
「誰が乗っているのか」
「どこへ行くために乗ったのか」(「タクシーみたいなもん?」)
「牛のうん〇はどうしていたのか」
など質問を連発する。
※参考画像です
知る限りは答えたが、わからないところは
「キュレーターさんに聞いてくる」
である。知らないことを知ったかぶりしてはいけない、
素直に訊ねるのがよい。
知りたいことはすぐに調べるべきである。
「レストランゆりの木」でのんびりいただく。
あたしは「天ぷら盛り合わせとあたたかいおそば」
さすがオークラ、てんぷらの揚げ按配が絶妙で衣はさくさく、
その素材のどれもがおいしい。厚めに切ったれんこんが歯応えよくじっくり味が染み込んでうまいのなんの。
温かいものでからだが温まったところで次は
「日本のたてもの展」を訪れた。
そこには 国宝や重文の建築物の模型が
まっぷたつに切られた形状で展示されているものもあって
部屋の中や襖絵までもが忠実に再現されており、
実に見ごたえがあった。
「作ったヒトがぜったいいちばん楽しんでたよね、これ」
Sちゃんとそう言って笑った。
ジオラマづくりがオトナになってこれを作ったとしたら
そりゃあ楽しかろうと思わされた。
そこからさらに、世界中の鉱物類に興味のある小ボンズのために(も)
国立科学博物館へ向かう。
うきうきの小ボンズ。
ただ、ここはあたしにとって実に危険な場所で、
来るたびここのガチャにはまりまくり、
お年玉を使い果たすことになるのである。
今回もよもやと思われたが、
幸運なことにほぼ一発満願成就となり、
続いて科博ショップへ足を踏み入れる。
お約束の野外手帳を始め、月面ネックレス、育てるクリスタル、
左:ガチャでいっぱつだった「はやぶさ2」の精巧なミニチュアモデル
右:月面ネックレスとトーハクの風神雷神図屏風のマステ
Sちゃんはセロトニンの構造式のネックレスがお気に入り、
「見るだけでテンションがあがる」
アクセサリーっていくつあっても困らないしうれしいものだよ。
こんなかんじの。
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小ボンズは、日本館3階の鉱物が展示されている部屋で
隕石や日本で採集された鉱物類をじっくり眺め
目をキラキラさせてたいそうご満悦のご様子。
よしよし。
お昼前に出かけたのに、トーハクと科博をさっと眺めたくらいで
すっかり日も暮れ、気温が下がってきていた。
コロナの感染者が激増しているのを意識しつつ、
上野駅でSちゃんと別れ、小ボンズとアキバのスシローで腹ごしらえして帰宅したら
すでに『麒麟がくる』の放送時間だった。
よい日曜日を過ごした。
小ボンズの冬休みは残り1日となっている。
さて、緊急事態宣言発出後は生活にどんな変化が訪れるんだろうか。