入院準備にネット検索三昧
入院手術については
この病気の診断がついたころから言われていたんだけど
まだまだ先のことだと考えていて緊張感がなかった。
化学療法から放射線治療を経ていよいよ入院の日程が決まったところで
術前外来へ促された。
入院前にするPCR検査の話や
術時の人工呼吸のための口腔内の検査など
こんなにたくさんするのかというほどたくさんの検査について
ひとつひとつ丁寧に説明してくれる。
そのときに渡された入院案内のパンフレットに記載されているアイテムは
必要最低限のものばかりで、それだけで済むはずがない。
思えば長く入院したのはかれこれウン十年前の交通事故だったが
すべて家族が整えてくれたのであまり記憶にない。
今回は順天堂大学医学部附属順天堂医院に最低3週間といわれているので
まずはパンフレットに記載のものを確認。
『えええ?おはしもカップもいらないの?』
そんなレベル
言われてなくても持っていきますけどね。
ふだんから紅茶がぶ飲みしているあたしにカップのない暮らしは考えられない、
というように、自分が最低限必要と思われるものを入院時に持ち込む必要がある。
なぜなら、いまは(いまも?)コロナ感染予防のため
家族の面会や手術の立ち会いすらもNGだからで、
もちろんあとで家族に届けてもらうことはできるだろうけど
そんな面倒をかけることなくできるだけ揃えていきたいのである。
快適な入院生活のためには、日ごろの暮らしのエッセンスを持ち込むこと、と
入院の達人たちのアドバイスを受けた。
これだけ揃えば飛び込み仕事もなんとかなるだろうから
(現場立ち合いを求められるプロジェクトはお断りする)
入院2週間前からの毎朝の検温もあと2回を残すのみ。
入院準備アイテムを探すうち、すっかりくたびれはててしまい
「足りなかったら院内のコンビニで買うし、なんならAmazonでオーダーする」
と心に決めた。
「家族は第二の患者」というから
できるだけ家族に負担や面倒をかけないように
ひっそり入院手術して戻ってきたいものでございます。
御茶ノ水駅から順天堂医院方向
※油断していたせいで検査もせず、
違和感を無視したせいで
がんが増大してリンパ節にも転移してしまったので
これを読んだみなさまも自分の体の声を無視せず
どうぞ定期検査を受けられますように†
大おすすめの一冊、ぜひ。
リハビリが終わって初の旅行をどこにしようか
いまから楽しみ