旅行のバッグ再考
旅の準備は楽しい。
次の旅で歩いている姿を想像して
あれこれ必要なものを考える・探す・買う、という流れが
いつもお決まりだった気がする。いや、そうだった。
日々の生活を断捨離していても、
こうやって
「旅のために」買い込んだアイテムが
どんどん増えて始末に困るのもまた事実。
ただいままではそうやって手に入れたバッグも洗面ポーチも
結局は魂の奥底までぞっこんではなかったので潔く捨てていたんだけど
次の旅からは
「旅のために旅アイテムを買うのはやめよう」
当たり前のことなのかもしれないけど、それができずに
次々買い込んでいて、Amazonの購入履歴を見ると
旅の前の購入が一気に増えているのを再確認したのである。
それとは別に、さいきんいろいろなところでモバイルバッテリーをもらうことが増えてきた。
小さなパーティのお持たせだったり、ちょっとした会合のお土産だったりで
容量の小さい(1000とか2000mAh程度の)タイプがほとんどで
しかもどこ(の国)製かわからないので、たまたま電車に乗っているときに爆発されても困るとおもい、そういうタイプのものは潔く廃棄した。
「もらったものはよほど気に入らない限り、大切にしない」
世のセオリーどおりである。
さて旅のバッグである。
行動力にあふれ、行きたい場所へはどこへでも歩き回っていたころと違って
「そのとき必要と思われないものも持ち歩く」体力はすでに、ない。
公共交通機関もこのご時世で減便されたり廃止されたりで
ホテルステイを楽しむのでなく、あちこち行ってみたい旅人には
不都合な時代になっているように感じる。
移動のために現地のレンタカーを利用することも増えてきた。
だとすれば、キャリーは大きめでもよく、バッグは小さめでいい。
自宅から空港~現地ホテル
現地で観光
ホテルで食事
使うバッグ・キャリーは上記3個で充分だろうと思われる。
しかもホテルでの食事には小さめの折りたためるバッグでいいから
軽いし負担もない。なんなら雑誌の付録でもいいくらい。
キャリーは季節や泊数にもよるけど、
機内持ち込みはしないことにしているので
1月のQUEEN転戦と7月の四国周遊に使った
Aceの55リットルキャリーがメインになりつつある。
容量があるので必要不可欠なアイテムをすべて持って行ける安心感がうれしい。
足元がしっかりしているので転がる音は驚くほど静かだし
少々乱暴に扱ってもハンドルはぐらつかず
エクステンドしても本体側とふた側の下に2個ずつキャスターがついているので移動させてもとても安定していて安心感がある。
四国周遊では4泊だったしお土産もたんまり買い込んだし
暑さ対策や汗対策、長時間移動のアイテムをどっさりいれても
まだ余裕がありエクステンドも不要だった。
旅先で使うバッグも、これまであれこれ使って来て
☆中が見やすい(中が黒いと探しにくい)←重要
☆ポケットが内外に多い←重要
・交通ICカードやペットボトルは外側、財布、コスメや常用薬は内側ポケットに入れたい
☆斜めがけもショルダーもハンドにもでき、できればリュックにもなる←重要
・腕にかけたいシーンが多いのでショルダーストラップだけでは困る※
☆軽い←最重要
☆キャリーオンできる←重要
この条件を満たすバッグはやっぱり
これ一択だった。ちなみにサイズはMでも必要充分。
※ショルダーストラップやハンドルに関しては
「デジイチとレンズのような重量物を入れてもすっぽ抜けたり切れたりしない」のは当然だけど、残念ながらそれを体験したときの記事
violetmacaronrose.hatenablog.com
普段からお手入れしているデジイチを今後はもっと活用したいと思うので次の旅もバッグはしっかり確認していく。
デジイチ本体は軽くても望遠レンズは重いんだよね・・・
ホテルでの食事は朝食を想定しているけど
食事のおいしいホテルや旅館の場合は夕食も利用するので
ルームキーとスマホ、ハンカチティッシュ、除菌ペーパー類を入れるのに小さなバッグはどうしても必要。
海外でも使っているコンパクトで軽く、折りたためてキャリーにすとんといれておけるこれ一択。
もうこれ以上旅のバッグを増やす必要はないはずだ。
とはいえ、情報は常にアップデートされるので
今後のラインナップに変更がある可能性は捨てきれない、
よってこれも暫定的と言えるかもしれないが
10月1日に東京がGOTO適用になるために
どうかこれ以上、感染者数が増加しませんように
みなさまどうぞくれぐれもご安全におすごしください