ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

美術館博物館

幼稚園のときに連れて行ってもらったスミソニアン博物館の

飛行機の展示を見て宇宙や空にひとかたならぬ興味を持ったあたしだったけど

チビたちを連れて行こうと思い始めて数年。

クラシックバレエ(に熱中している)チビは

いまローザンヌにしか興味がないので

大きくなったらキノコの研究者になりたいと言っているチビを連れて行くつもりだ。

航空自衛隊さんのブルーインパルスの練習飛行をYouTubeで観ながら

「かっこいいなー、オレもブルーのパイロットになりたいなー、

でもキノコ研究家になるからなー」

迷っている。いや、迷うまでもない、運動神経にやや難ありのチミには無理だな、という言葉をぐっとのみ込んだ。

むこう5年以内にはキノコチビをスミソニアン博物館に連れて行きたいものだ。

 

そんな遠大な理想をぶち上げているあたしだけど

今回はそのチビと

「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」

artexhibition.jp

足を運んできた。

コロナの流行がなくQUEENEUツアーを行っていれば

現地で鑑賞したいと思っていた作品がかかっていた。

 

キノコチビは絵の中の動物植物や風景に興味があったようで

自分の持てる限りの知識と知恵を披歴してくれるのだが

それらにいちいち、おお、それはそれは。よくご存じで。すばらしい。

と連発しながら(チビよそんなこたあたしゃとっくに存じ上げているわけだがチミの知識のはけ口となりさらなる探求心を鼓舞しよう)心の中でつぶやいていたよ。

 

「ここ、日本の庭園をお手本に作ったフランスのお庭なんだよ」

モネ『睡蓮の池』の前でひそひそ教えてくれる。

(チビよそれを教えたのは確かあたしじゃなかったかね?しかしそれを覚えていることがすばらしい)

おお、そうなのか、どおりで太鼓橋のようなシルエットのはずだね。

 

ドガ『バレエの踊り子』では、あたしを振り返り

満面の笑みとドヤ顔。

その頃、コンクールにエントリーしていたチビ。

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はいはい。自慢なんだね、よしよし。

 

どんなきっかけであれ状況であれ

美術館や博物館を訪れて展示を楽しむことで得られるなにかは

きっと誰にでもあるとおもうから

あたしもまたどこかでなにかに出会うことを楽しみに

次の予定を立てることにする。

 

年間パスポートを出してほしい大塚国際美術館

図録。 

つぎつぎ新作が加わるから

いつでもお楽しみに出会える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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