【番外編】小池都知事の仰せの通りに
ほんとうにひさしぶりに外出した。
目的は
「食材の買い出し」
しばらく我慢していたのだが
どうしても牛乳が飲みたくてたまらなくなり、
勇気を出して外出した次第。
ただし、この画像の通りで
花粉症の方には深く頷いていただけると思うが
最大限、外から自宅内にウイルスを持ち込まない仕様、
玄関先で外側をすべて脱いで裏返し、
それらを洗濯機に放り込みつつシャワーを浴びた。
学生時代、研究室から戻ったあとの行動を踏襲しながら
(危険物に相当する薬剤などを使うことがあった)
何十年経ってもこういう行動は変わらない、
システムやサービスは格段に進化しても
ニンゲンの社会生活の基本的行動はひとつも変わっていないのだな、
などと考える。
キモチワルイので髪は念入りに洗った。
いつものスーパーマーケットは超混みだった。
さほど若いとも思えぬかぽーがじゃれあっているのを
痛々しく横目で見ながら
持って行ったエコバッグに食材を放り込み、
レジでソーシャルディスタンスを守って並んでいると
精算してもらっているおじさんがぎょっとしたようにこちらを見る。
見なくていいから。
自分のことだけさっさとやって。
レジ子さま(ここ、あえて様づけなのは敬意のあらわれ)に
エコバッグから食材を取り出してPOSを通してもらい
それを別のエコバッグにすぐに入れて、会計はpaypayで。
誰が触ったか、なにを入れたかわからないレジかごは
当分使いたくないし、アルコール消毒といっても
気は心なのは理系女子のよく知るところだ。
お勧めのエコバッグはこちら
ここまでCOVID-19を警戒するのはわけがある。
ぜったいに感染したくない。ただそれだけだからだ。
感染し、快癒したとしても、まだどんな悪影響が身体に及ぼされるか
研究が進んでいない上に、
初期症状で嗅覚と味覚を失うということは
五感を奪う威力を十分に持っているウィルスだ、
インフルエンザで嗅覚を失ったあたしにしてみれば
これ以上五感を奪われるのはたまらない。
いつかコロナ禍が収束してあらゆる分析解析研究が進んだとき
初めて安心してもとの暮らしを取り戻せるかもしれぬ。
うむ。
緊張していたせいか帰宅した瞬間吐き気を催した。
同居の身内が買い出したものをアルコール除菌ペーパーで
ひとつずつ拭いてくれるのに任せたが
悪心をこらえてシャワーしているうちに吐き気は治まった。
ウツ症状
どうぞどなたさまもくれぐれもご自愛のうえ
こころお健やかにおすごしください