海外用腕時計
スマホがあればなんとかなるジェネレーションズと違って
腕時計で時間を確認する昭和世代。
腕時計なしに外出するのはかなり不安だ。
高校時代からスチールバンドの腕時計をしていて
あるとき担任の先生(物理)に言われた、
「ずいぶん見やすい時計だな、グリコのオマケか」
たしかにデカくて時間がわかりやすいアナログだった。
シャツの左袖はスチールバンドのせいで擦り切れた。
まるで武器(笑)
でも試験の時だけじゃなく普段でも問題を解くときに
どのくらい時間をかけたか計るのに腕時計は必須だった。
受験生(当時のあたし)の武器。
最近は海外用の腕時計も便利なものがたくさんあって
電波式で(自動で近くの電波をキャッチして時刻を修正してくれる)
ソーラーで(以前は海外に出る前に電池を交換していったもんだ)
現地時刻と日本時間の両方をひとつのフェイス上に表示してくれる。
それ以上の機能は必要ない(きっぱり)
以前はダブルフェイスとかデュアルタイムとかいうこういうの
使っていたが
相性が合わなくてお蔵入り。
水没してオシャカ※
※いまオシャカの意味がわからないヒトが多い、石器時代のあたしには痛い
JALの機内販売で購入したアガタのダブルフェイスはなぜか片方だけ動かなくなり伊勢丹の時計修理で見てもらったけどやっぱりオシャカ。
海外取材の多い同業者の中には腕時計をふたつしていく猛者もいる。
しかも彼女はファッション系の取材が多いのにいいのか、と訊ねたら
「これもファッションよ」
さっぱりしたものだ。
いま愛用しているのはCasioのこれ
移動の機内でスマホのアプリで設定するだけの簡単さで
とても気に入っている。
しかもフェイスが大きいので
現地時間も日本時間も見やすくてわかりやすい。
(まだアテネ時間になってた、このあと変えておこう)
いままで使ってきた中でダントツ時間がわかりやすい。
そう、高校時代の武器に限りなく近いからだ。
年齢による視力のは否まないが断然デカいほうが見やすい。
カレンダーは若干小さめなので2桁表示になるとアウトだが(笑)
現地で仕事をしながら日本時間を見て確認作業、というようなとき
ほんとうにべんり。
おかげでスマホで時間を確認することはほぼない。
でも
どんなものでも進歩するんだから
まだまだ機能的な腕時計が出てくるのを心待ちにしつつ
しばらくはこいつを連れて海外に出る。
余談:
あるときめっちゃギャラが入ったときに狂って買った
シンのエコ・ドライブワールドタイム電波・・・という
チタンのは軽くてとてもよかったんだけど
なんと。
購入後1年以内に3度のフルメンテ、
加えて在仏時にまったく動かなくなり
「スイスの工場へお持ち込みください」
スイスへ行くのはいいけど、交通費は出してくれるのでしょうか?
「自己負担でお願いします」
翌日オペラ座の近くでやっすい腕時計を買いました
実は今年のGW前に確認したときも
国別の時刻合わせができず、
その機能がまったく動いていないことが判明して
ふたたびフルメンテ。
戻ってきたとき
「もうこれ以上わが社では打つ手がありません。
当初のものより
ずっと高級で高価なパーツに変更したので
以降は修理できません」
的コメントが入っていた。
購入してまだ3年。
こちらはお勧めしません
※あくまでも個人の感想であり経験であり
当該社全てのアイテムを否定するものではありません。