お祝いで鹿児島
あるとき、旅先で知り合った方とめちゃくちゃ気が合って
以来ずうっとそれぞれの家族ぐるみのおつきあいをさせてもらっている。
なんというのか、ウマが合うというか
気が合うというようなレベルでなく
風が吹いた時の顔の向きさえも同じじゃないか、
こいのぼりの吹き流しのような。
ほかの人たちとは全く別の方向を向く、その感覚。
※太宰府天満宮 宝物殿で掲出されていたもの。
まさにこれを鑑賞したその夜に彼女と出会った。
その友達のちょっとしたお祝い事があり参加するために
彼女の故郷へ旅をすることになった。
露天風呂とおいしい食事で有名な温泉旅館を
「まるごと借り切ったわ」
と笑っていた。
繊細な感覚の持ち主だが、なにかを決めるときは豪快な判断力を発揮する彼女らしい。
半年以上前からお誘いを受けていて、
それがまもなく。
場所は大好きな鹿児島、
楽しみ以外のナニモノでもない。