ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

雪の金沢で兼六園から金沢神社と石浦神社

金沢の一日め。

 

尾山神社から鼠多門を渡り 

金沢城で100名城スタンプを押して緩やかな坂道を下り

兼六園を目指していくんだけど

雪道がじゃりじゃりになっていて足元が覚束なく

とにかく

「転ばないように歩こう」

が合言葉だった。

下ったあたりでは筵が敷かれていたので歩きやすくなっていてほっとひとあんしん。

 雪が積もっていたリ、凍結している道路を歩くときは

「ぺんぎん歩きが基本だ」

北海道出身の先輩が言っていたのでずっとそれを守っている律儀なあたし、おかげで転倒知らず。

 

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兼六園を訪れたのはどれくらいぶりだったろう。

コドモの頃は母の帰省に付き合ってちょくちょく訪れていたのに、

母が逝き、母の実家もなくなり、

いつのまにか遠い街になっていた金沢。

それでも北陸新幹線が開通してからは気軽に足を運べる街になったのがさいわい。

街の中心部が きゅっと結んだ巾着のような街なので

どこを切り取っても金太郎あめのような金沢。

しかも財政が豊かだった加賀藩のDNAが街全体に伝わっているので

どこかゆとりがある空気感を漂わせているのは

名古屋や大阪と違うところだ。

 

直前に、兼六園の見どころを紹介するテレビ番組があり

同行者から情報が伝わっていたのでしっかり見ておき

雪吊りの唐崎松が美しく映えるスポットを目指した

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雪とも雨ともつかぬものが降っていなければ唐崎松が水面に映えるはず 

それでも充分うつくしさを堪能できた。

 

そのあと成巽閣の前を通って、金沢神社へ向かう頃には雨が強くなり、傘がなければ歩けないほどになった。

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こじんまりとした本殿。

向かって右側に社務所があり、そこでお目当ての

鳳凰と月」の御朱印帳を買い求めた。

しかも、ここ金沢神社の御朱印には金箔がつく。

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身がきりっと引き締まるようなかっこいいデザインの御朱印帳。

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御朱印も実に美しい筆と動きで力強さを感じるし、迫力がある。

金沢神社から道沿いに下り、左手角にあるのが

石浦神社。

モノゴトがよい方向へ決まる「きまちゃん」というご当地ゆるキャラがアイコンになっていて、御朱印帳も御朱印もきまちゃんシリーズで揃う。

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 石浦神社では5種類の御朱印があり、そのすべてを書いてもらうことが可能なので、他の社寺より待ち時間が長いのがちょい難点か。

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 カラフルで水玉模様のお守りが一面に並んださまは

とても神社とは思えなかったけど、新しい時代の新しいチャレンジで

あれはあれでありだと思うし、きまちゃんのついたほうのおまもりをひとつ買い求めたのは

「旅にはお守り」

てのをとあるところで見かけたから。

あたしはとても影響されやすいのだ。

 

 

お守りケースもハンドメイドできるんだなあ

 

 

 

 

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