フランス、生活必需品以外の全店休業・・・
先日のイタリア全土封鎖以来、
欧州全体や北米カナダでのこういう事態は想定できたんだろうと思うが
専門家の中には早い時点でそれを指摘したり推奨した人がいたから
遅かれ早かれ時宜に敏い、スティーブ・ジョブズのような人は
懸念して行動していたようだ。
フランスやパリに暮らす日本人の方のブログにもその一端が見えて
遠くながらはらはらしながら胸を痛める今日この頃。
でもあたしはこれを海の向こうの遠い出来事とは思えない。
日本では欧米からの非難が相次いだクルーズ船の水際作戦が
結果的に奏功して(当時は、だけど)パンデミックにはなりきらなかった。
しかし春節(中国のお正月)に中国人が大挙して押し寄せた北海道では
感染者が一気に増えて鈴木知事が緊急事態宣言を行ったほど
危機的状況に陥ったことは記憶に新しい。
いち早く入国禁止措置を行っていれば、とあとになって言うのは簡単だし
好き放題言って責任を取らない(取れるはずもない)メディアも
知性品性はゼロだろう、
だったらもっと建設的な提案をするヒトが存在するべきだ、
台湾のオードリー・タン氏のような天才が。
我が家にはつとめて早い時点で今後の危機的状況を予言した身内がいたのだが
「正常化バイアス」に阻害されたあたしは肯えなかった。おバカちんだった。
ちなみにいま
「自分がいま何をしなければいけないのか」
「なにをしてはいけないのか」
「じぶんにできることはなにか」
「どこへいかなければいけないのか」
「どこへ行ってはいけないのか」
我が家ではこの項目に従って各自が考えることにしてある。
バーや飲食店や映画館に行かなくても
こころはとてつもなく寂しいが生きるには困らない。
しかし食べるもの着るものトイレットペーパーのような生活必需品がないとたちまち暮らしが立ち行かなくなる。
買いに行ってもそこには空の棚が目の前に広がるばかり。
ネットスーパーにオーダーしようにも
「現在数量制限および取り扱いを中止しています」
という表示の前に空しさを募らせるだけというありさま。
それでも前を向こう。
トイレットペーパーがなくなったら・・・
どうしよう・・・(笑)
いちにちも早く
地球規模の危機的状況から脱することができますように