ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

アンダルシア2019年5月・その1ヘルシンキ経由でマドリードに到着

初めていっしょに旅をする3人組だけど

旅の好きな人が集まるグループがかれこれ3年続いていて

いつも顔を合わせていたし、

旅の準備に何度か会っていたので

5月2日の朝、成田空港のチェックインカウンター近くで待ち合わせたときは

妙にテンションが高かったのは当然か。

そして今回あたしが同行のおふたりに渡したのがこちら

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長時間のバス移動に不安を覚えていたおふたりにぜひ試して欲しかった。

結果として

「驚くほど効果があった」

ので、今後はあたしも積極的に使う予定。

 

今回の出発は5月のGW後半のはじまりの日。

利用はフィンエアーAY72便(予約はJL6801便)チェックインして

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JALから予約していたのでワンワールドエメラルド会員の功を奏して

ファストトラックを利用し、サクララウンジへ。

ラウンジにいっしょに入れるのはひとりだけなので追加のひとり分を

手持ちのマイル2000マイルで支払う。

(カウンターの女性に「日本円換算するとおいくらになりますか?」と

訊ねると少しして「2000円くらいです」という。そんなもんか)

中に入るとGWということもあって

ラウンジは超絶な混雑ぶり。

そのため、「お座りいただくためにお並び頂いています」という。

ラウンジで行列したのは初めてだし、着席までに30分近くかかったのも初めてで

さすが令和元年のGWがこれなのだと実感した。

とりあえず腹ごしらえと、ホテルチェックインなどにカウンターでギフトにする

いわば「鼻薬」、袖の下とでも言うか(笑)ほんとに気楽な日本風ギフトを

パッキングし(てもらっ)た。

こんなのとか

 こんなのに

 こんなのを添えて

セットにしたものをいくつか作った。

意外と好評なのが「消えるボールペン」系で、

どの国のどこに持って行っても面白がられるのが楽しい。

その反応を面白がるのもあるが目的は「鼻薬」である(笑)

今回も無事に功を奏し、どのホテルも(たぶん)

予約したよりずっといい部屋をあてがってもらえた(ように思う)

 

出発時間が迫り、94ゲート(と、とおい)へ向かいながら

ひさしぶりのスペインを楽しみにする気持ちが

ぐいぐいと盛り上がっていくのであった。

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ヒコーキのこのカタチが無性に好きだ。
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離陸後少ししてランチが配られる。

おいしいと評判のフィンエアーだったので

期待値が高い。

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これはなんだったかな、忘れちゃったけど

肉キライなあたしが選んだからたぶんお魚系。

白飯に黒ゴマてのが、ぽい。

そしてパン。炭水化物+炭水化物。

10時間のフライトは思ったよりずっと快適で、

 ←これもつかったし

あっというまに

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。

ここでシェンゲン圏にセキュリティチェックを受け

(これがとてつもなく長い行列)

乗り継ぎのフライトとゲートを調べ

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乗り継ぎゲートまで続いている免税店をふらふらと眺めていたら

またもや長い行列がっ!MCTは40分だったので安心していたら

とんでもないことになっており、

パスポートコントロールの列に並んでいたらたまたま前にいた日本人男性が

「ボクもう次のフライトに遅れちゃってて急いでいないので先にどうぞ」

という。

えっ!とマダムたちと顔を見合わせ話を聞くと

「ここ、パスポートチェックが厳しくてすごく長いんですよ」

たしかにいくつかある入国審査の行列はどこもかしこも大行列だ。

この時点で次のフライトの時間がかなり迫っていて冷や汗をかき始める。

この男性のほかにも、

「あたしたちもう乗り継ぎのフライトまで時間がないの、

先を譲って!」というWesternのご家族がやってきたので

どーぞー、と譲ったが、待っているあいだに

「行っちゃったわ、仕方ないわよね。それにしてもなんなのこの行列」

そのご家族のママが怒っていた。

我々はもうなんだかその時点でいろいろ疲れがたまっちゃって

会話もない状態(笑)

ようやくパスポートコントロールを抜けて

乗り継ぎゲートへ向かう通路を急ぐ。

なんとか次のフライトに間に合ったへとへとのわれわれ

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このあと機内でみんな爆眠。

降機直前に時計を現地時間にしておくことに。

海外専用の腕時計は

play.google.com

で楽ちんな

 これ。

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これはスマホの画面、
世界の主要都市リストから訪問先を選び、

Bluetoothでリンクして時計に設定するだけの

実にイージーな設定なので最近はずっとこれを使っている。

メイン(右)は訪問先、サブ(左)は日本に設定してある。

 

ヘルシンキでのバタバタがあって、スマホの通信環境を確認していなかったが

マドリード・バラハス空港に到着後、スーツケースピックアップまでの時間に

無事に電波をつかんでいることを確認。ほっとした。

ここでネット接続が確認できなければホテルでサブのSIMと交換しなくてはならないからだ。

ばんざい

現地に先乗りしていた別動隊とも電話回線でクリアに会話ができたし

ホテルにはチェックイン時間の連絡ができ

UBERでもドライバーさんと待ち合わせの連絡ができる

音声通話無制限はありがたかった。 

12GBもあるので同行の(ネット環境のない)マダムにもテザリングでお使いいただけ

(ダンゴ状態での行動は仕方がなかったが)

実に有効だった。

 

バラハス空港からはrenfeでアトーチャ駅へ向かった。

自販機で切符を買う前に戸惑っていたら、

並んでいた前の女性がくるりと振り向いて

「日本の方ですか?ワタシスコシニホンゴワカリマス」

そう言って切符を買うのを手伝ってくれた。

バラハス空港からアトーチャ駅まで3.1ユーロ

(※後日2.6ユーロで乗れた)

ホームにたどり着き、ベンチに座り

口数少なく会話をしていたらまたもや

「日本の方ですか?」

今度は日本人の男性で現地在住四十年になるという。

闘牛が好きでスペインに移住したのだとか。

どちらまで?というので、アトーチャ駅からタクシーか徒歩でホテルへ向かいます、

と言うとご一緒してくれるという。

まあなんというか、スペインに上陸以来

肌に感じる人情の温かさよ。

翌日はコルドバへ行くのだというと

アトーチャ駅での乗り換え方まで教えてくれた。

 

アトーチャ駅ナカの植物園。

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「AVEはこの上のフロアのここから乗るんだよ」

わざわざエントランスまで連れて行ってくれた。

そして空がゆっくり薄暮から漆黒へと移り行くなか、

最初のホテルまでご案内くださり、

「話しかけてくる人はみんな泥棒ですからね、

くれぐれも気を許さずに楽しんでください」

去っていく後ろ姿は実にクールだった。

アトーチャ駅からスーツケースを転がしながら歩いて

およそ10分強。

人通りが少ない道を歩くので夜にひとりで移動するのはお勧めできないが

比較的こじんまりした良質なビジネスホテル風だった

 

ラファエルホテル アトーチャ

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ツイン+エキストラベッドのトリプル。

夜到着がわかっていたのでこの夜は持参したカップ麺でお腹を満たし

汗を流してぐっすり眠った。

   

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