ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

シャルルドゴール空港送迎の経験。

地球の歩き方掲示板でロンドンの情報をあれこれ見ていたら

「事前に頼んでおいた空港送迎の車がホテルに来なかった」という方がいて

ああ、こういうのありがちだよなあと思ったので

いち経験談として書いてみたい。

 

長期滞在が多いパリではシャルルドゴール空港から

アパルトマンまでの送迎をお願いすることにしている。

大きめのスーツケースがふたつとキャリーなどがあると

公共交通機関を利用するのは難しいし

なによりスリや強盗の心配をせずに移動したい。

その心的疲弊を思えば荷物を運んでくれる送迎サービスは気が楽だ。

 

   f:id:violetmacaronrose:20191103182918j:plain

数年前のある帰国の日、

ボンマルシェちかくのアパルトマンの前で

フライトの3時間前にピックアップしてもらうことになっていた。

ほとんどの送迎の場合、

パリ市内でのピックアップは3時間前になっているように思う。

 

ところが30分待っても車が来ない。

VAT還付をしたかったので早めに空港に到着したい、

依頼していたエージェントに電話を入れて

ピックアップが遅れていること、

今現在の予定時刻を知らせてほしいと言ったのだが

「もう少し待ってほしい」と言うばかり。

そうこうするうちさらに1時間が経った。

フライトまで2時間だ。

いよいよ心配になってきた。

エージェントには何度も電話を入れて確認するものの

しまいには

「リラックスリラックス、もう少し待って」

言われる始末。

リラックスなんてできるかっ!むかっむかっむかっ

 

やってきたドライバーはへらへら笑いながら

「ちょっと遅れちゃったけど大丈夫、フライトには間に合うから」

的なニュアンスで言い訳ざんまい。

すでに乗っていた日本人女性がひとり、

やはりとても怒っていて

「いま、迎えに行ったカップルさんがいちにち帰国を間違えていて

ホテルにいなかったからあちこち電話して探してた」

という。

そのカップルには当然猛烈に腹が立ったが

エージェントにも腹が立った。

それでドライバーにクレームをつけた。

最初はへらへらしていたが次第に難しい顔になり

「日本人でそんなに文句を言ったやつはいない」

と言い出した。

自慢じゃないがあたしは言いたいことは言う。

いざとなれば喧嘩も辞さない←あまり自慢にならない経験者

 

もうひとりの日本人女性のフライトは20時、あと30分しかない。

あたしは20時30分、1時間の猶予、VAT還付はできるのか。

 

彼女がフライトに間に合ったかは残念ながらわからないが

あたしはたまたま窓口が空いていたのでVAT還付の書類に無事スタンプをもらい

冷や汗をかきながらぎりぎり機内に滑り込んだ。

あんな思いをするのはもうこりごり。

もちろんそのエージェントは以来いっさい使っていない。

 

日本のように時間通りに移動ができる国はそう多くない。

ましてヨーロッパは時間通りにスムーズにいかないことがほとんどだから

荷物が多くなるなら潔くUberを使ったほうがいいし

そのほうがストレスがない。

 

この経験以来、どんなときも次善策を講じることにしている。

特に帰国のフライトに遅れたら洒落にならないんだから。

 

送迎を利用させてもらっているサイトがこちら

 

 半日やいちにちの気楽な現地ツアーも便利

 

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ
にほんブログ村