2017年12月。札幌2泊3日。
旅の備忘録のようなブログは、
これもイキオイのように一気に書かないと
飽きてしまうものらしい。
マレーシアの旅が決まっている中、
仕事がらみで寒い札幌へ2泊3日で出かけていった。
仕事は初日の午後と2日めの昼過ぎで終わり、
初日は高校時代のトモダチとの約束がある。
札幌駅の地下で楽しみだった「四季 花まる PASEO店 」へ行く。
どうしても食べたかった
「ぼたん海老のお造り」
ぷりっぷりで身がしまり、
歯ごたえがあって海老の味が濃い、
これだけでお腹がいっぱいになって
今日のランチセットは・・・
完食ならず・・・
鮭のアラ汁はとってもおいしかった。
仕事が終わりころの時間、
高校時代から低めのテンションなくせに
弾丸トークで自己完結するU()とホテルのホワイエで待ち合わせた。
東京を離れて久しい彼女はすっかりジモティになっていて
言葉の端々に地元のイントネーションを感じて不思議な感じ。
新千歳空港からのアクセスがいい札幌駅ちかくの
JRタワーホテル日航札幌を予約していたので
食事に出かける前にちょっと行ってみようよと
勧められていたこのタワーの上にあがってみることにした。
仕事できりきりになっていた脳細胞をさらにきりきりしてくれる友U(笑)
息抜きしとかないと
タワー38(スリーエイトと読むらしい)
エレベーターを降りたらこの表示
マイナス気温の澄んだ空から大通り・すすきの方面を眺める。
ここはあれだね、
できればかぽーでくるといい場所だね
それと、空気を読める声の小さいヒトと来るべき
クリスマスまで10日くらいの時期、
ホワイトクリスマスツリーが幻想的。
このあたりでそろそろ本格的にお腹が空いてきたので
ぶらりと出かけることにする。
友・U()はずっと弾丸トークを休まなかった。
歩いているときも
信号待ちのときも
どこでご飯食べる?なんてときも。
聞けば、勤務先でのストレスが「半端ない」らしい。
彼女も海外で大学院まで終え、そのあといくつかの国を転々としていまだ独身。
札幌を気に入って横浜から移住した両親の介護もあり、
仕事をしながらの生活は
「楽しみ?なにそれ」
来るときのフライトでCAさんに勧められたお店に来たら
お店のほとんどで宴会で埋められていて
なんとか空いている個室に通してもらった。
かけつけ刺し盛り。
全席個室のお店を選んだのは彼女がどうしても話したそうだったからで、
とことん吐き出したらいいよ、聞くから。
ふだん誰にも何にも言えないんだから
こういうときこそ言いなよ、と誘い水を向けたら
さらに弾丸トーク。
でもあたしはちっとも嫌じゃない。
似たような、辛さ苦しさを体験してきた友達が直面している
困難なときの言葉を聞かずしてなにが友達か。
食事の合間に些細な贈りものをした。
(いつも)体調が悪いのでとてもうれしいと言って
確かに喜んでいた。
できればいっしょに(ホテル併設の)スパでも、という言葉は
眉間に刻まれた深いしわを見てぐっと飲みこんでしまった。
足元から強い寒さがのぼってくるような夜だった。