宗像大社の秋の大祭・みあれ祭
大好きなフライトなら
羽田から福岡まで1時間少々なんだけど
今回は関門トンネルを通ってみたかったので
東京ー博多間の5時間余を新幹線で移動した。
東京駅の東海道新幹線ホーム12番線から出発。
生まれて初めて、ということが
まだまだ残されていることを喜ばしく思いつつ(笑)
宗像大社へ向かう。
世界遺産に登録されて初めての
宗像大社の秋の大祭、
しかも日曜日とあって人出は
「初詣の時よりずっと多いわ」
立ち話をした現地の女性がおっしゃっていたように
宗像大社はひとでごった返していた。
とはいえ、自転車が通れるくらいのゆとりある人混みぐあい。
御神殿へのお詣りに
「1時間くらい並びます」
宗像大社のご関係者の方が大声で呼ばわっていた。
長蛇の列が鳥居から続いている。
まるで明治神宮や神田明神、靖国神社の初詣並みだわ、と心の中でつぶやいて
横の外れたところからお詣りして
お賽銭は封筒に入れたものを社務所の巫女さんにおあずけするという
失礼ながらウルトラCを発動。
宗像大社の御神殿はそういうわけで遠くから拝見したに過ぎなかったが
あの金の指輪や
太古の鏡を収蔵している神宝館は
少ない点数ながらも見どころのある出土品でいっぱいだった。
ただ、ご高齢の方がたいへん多いにも関わらず
三階までの移動に階段しか案内がない。
実は一階突き当りのお手洗いへ通じる通路横に
エレベーターがある。
杖をついて階段を四苦八苦されている方を多くお見かけしたので
そのあたりのオペレーションが改善されることを期待したい。
こちらは社殿のない高宮祭場。
パワースポットらしい(そのへんのことはその業界の方にお任せ)
こちらも大行列でお詣りするのに行列だったので
横合いから失礼しました。
地元の方々にとっても大変名誉なことで
誇らしいものだとおっしゃっていたのが
印象的だった。
境内の御神木。
個人的にはここがいちばん心落ち着く場所だった。
寄らば大樹の陰、を文字通り感じたところ。
しばし目を閉じて深呼吸。
御朱印をいただいた。
堂々として力強く、品のある筆致で
個人的にはたいへん好ましくありがたかった。
ここまでは公共交通機関でぐいぐい移動。
このあと「光の道」で有名な宮地嶽神社へ向かった。