アンダルシア2019年5月その7 アルハンブラ宮殿ナイトビジット篇
ジェラートをダブルでいったあとは
ホテル方向へとことこ
十字架祭りの後始末ぐあいを見て歩く。
あの夜、テンション高く
眩しいほどに全身全霊で楽しんでいた地元の方たち。
あたしは情熱的なフラメンコを見たあとだったから
キモチが高揚しきって
(ああ、これが魂が燃えるということなんだ)
初めてに近い感覚を味わってた。
ジェラートで甘みをカラダにチャージしたので
体力だけじゃなく気力も充実して
たどりついたEl Corte Inglesでは
スーパーマーケットのある地下へGOGO
実はのんきなお3にん、
フロアをあちこち見て回り、
アルハンブラ宮殿のナイトビジットの時間が
刻々と迫っていることをすっかり失念していたのでありました。
パンと惣菜類を買い込み
ホテルの部屋で慌ててぱくつき
さっと歯みがきを済ませて
ホテルからバス停へ
同じように、ナイトビジットの観光客が数人待っていて
アイコンタクトで
「これで?」
「これよ」
「さんきゅー」
な会話。
朝と同じナスル宮からエントリーする。
ただし、ローピングはお昼間と異なり、順路も逆順だったり
入れなかったところに入ったり
入れたところは入れなかったり。
素直にぞろぞろ進んでいく。
今朝とは逆位置からのコマレス宮。
薄青のライトアップが水面に映え、
さらにミステリアスな美しさを醸している。
ナイトビジットのルートの最後は
「ライオン宮」の「ライオンの中庭」
お昼間とはまた違ったミステリアスでゴージャスなムード。
あまりにも気に入っているので
この写真を撮ったベンチでしばらく過ごして
全身にこのエネルギーを吸い取ってきたのだった。
吸い取ったというより、
吸い取られた?(笑)