ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

日本製ダウンウエアNANGA

学生時代は山岳部だったとこのブログでどこかに書いた。

長い髪、短いスカートにピンヒールで

「山岳部である」

言っても全く説得力なく現実味はなかっただろう。

しかし岩登りではルート読みの才能を

川登りでは抜群のバランス感覚を発揮していたらしいのだ、

ニンゲンは見た目ではない。

 

 久しぶりにアウトドア(テイストの)ウエアを

「ようやく」

購入した。

ダウンシュラフでは右に出るもののない

日本ブランド「NANGA」、待ちに待ち待たされ続けたが

日本のアウトドアブランドへの信頼は揺らぎない。 

 

日本製のダウン製品として有名なのは

「水沢ダウン」だろうか。

ほぼ日ストアでの人気ぶりをみると

やはり熱狂的なファンがいると思われる。

メルカリやヤフオクZOZOTOWNでの取り扱いも多い。

  ←レディース ←メンズ

 

寝具で有名な「東京西川」はナノユニバースとコラボしているし

山岳部員ならいちどはお世話になっているのは「ザンター」

 

どこも魅力的なんだけど、

今季あたしのハートをつかんだのはNANGAだった。

どうしてもNANGAを着たかった。

 

nanga.jp

では

「Coming soon」表示から進まず、

何度も滋賀と直営のフラッグシップ店へ連絡したがいずれも

「まだです」

予約は?

「承っていません」

 

でも、とうとう手に入れた。

待たされたおかげでいつもは気恥ずかしくて絶対にしない

「ブツ(ウエア)撮り」までやらかしたくらいだ。

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フードのもけもけはご愛敬として

NANGAのダウンの軽さと薄さには正直舌を巻く。

これはレディースなので、バックボトムがスナップで開くようになっている。

自転車に乗る人のためなのだそうだ。

何度も書いて恐縮だが、とにかく驚くほど薄い。そして軽い。 

いつも着ている(パリで買ってきた例のフランスブランド)ロングのダウンコートは

ふっくらを通り越して黒いサンタ状態になるがその分暖かく、薄着で済んでいる。

NANGAはそのコートに匹敵するほどの暖かさだ。

 

日本人のモノづくりの哲学については

最近で言えば『下町ロケット』に如実に表れていたとおもうし

実際に手を動かしている職人さんをちょっと遠い距離であれ存じ上げているので

あたしは日本の職人さんを信じる。

今回は日本製を身につける誇りと満足を手に入れた。とてもうれしい。

 

薄手で軽いので、さくっと羽織れるし

都内でタウンユースが可能な点もすばらしい。

いや、寒さ厳しい北海道でも通用しそうな按配だ。

行かないけど(笑)

 

 

 

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