パリからバルセロナへ
2017年7月2日日曜日
旅の9日め。
パリ・オルリー空港
0905発バルセロナ行きのブエリング航空に乗る。
10周年おめでとうございます
オペラ座から歩いて2分ばかりのアパルトマンから
パリの南にあるオルリー空港への移動は
事前にあらゆるシチュエーションで
シミュレーションしてあった。
シャルルドゴール発着でもよかったんだけど
なにせほら、遠いから。
以前ニース往復もオルリー空港で便利だったので
迷わずオルリー空港発着にしておいた。
ただ、今回は移動が早朝であること、
移動手段には選択肢が多いこと、
移動時間もそれにつれて異なること。
タクシーで向かう一番安全で手っ取り早い方法を勧めてくれたトモダチもあり
地下鉄乗り継いで行く方法を勧めてくれた現地在住日本人あり
いっそのことRERとオルリーバスで行ったら?という現地在住日本語堪能なフランス人あり。
前日にオルリー空港付近のホテルに泊まってゆっくり出かけたら
身体も心も楽なんじゃないかとサジェストしてくれた現地係員あり。
どれもたぶんご自身の経験則からのアドバイスと思われ、
大変ありがたく承った。
出発の1時間半前くらいにオルリー空港に到着していたかったので
Googlemapで調べてみるとつぎのとおり。
・移動は日曜日
・到着は午前7時30分ころ
・利用は公共交通機関
加えて、できれば「ナヴィゴデクーヴェルト」を使いたい※
※ここがポイントで、
せっかく作ったんだからとことん使い倒したいのが
旅人のセオリーではなかろうか。
結果として選択した移動方法は
RER「Auber」駅から
RERのA線で「Châtelet - Les Halles」
RERのB線に乗り換えて
(乗換ホームは降りた真向かいなので間違えようがない)
「Denfert-Rochereau」
ここでOrlyBusに乗り換える。
アパルトマンを出て
Denfert-Rochereau ダンフェール・ロシュロー
への所要時間はおおよそ30分くらい。
懸念していた治安は意外と大丈夫だった。
とにかく危ないところ危なさそうなヒト、
万が一のメンドクサイかもしれないモノには近づかないようにして
最大限の防御線を張り巡らしていたので
精神的にはややお疲れではあったが、なんとか。
以前と違い、フランス語が聞き取れるようになっていたのも
大きかったかもしれない。
そこからオルリーバス(オルリーバルではないのでご注意)で
20分でオルリー空港ouestに到着。
セキュリティチェックはそこそこ厳しめで、
腕時計も外された。
無事にくぐりぬけて、プライオリティパスでラウンジへ。
ホットミールもありノンアルコールの飲物や
ヨーグルト、フルーツもあり
フリーWi-Fi、充電のための電源も各席にある。
エレベーターで一階降りたところにある。
ouestのせいなのか(LCCが多い)
他の空港のプライオリティパスが使えるラウンジに比べて
ずいぶん人が少なかった。
入り口のお姉さんはフランス人にしては珍しくラテン気質なのが
ここの印象に残ってる。とても親切でおしゃべり好き。
搭乗はボーディングブリッジ。
1時間ちょっとのフライトでバルセロナに到着。
沖止めなのでバスで移動する。
空港からは事前に購入してあった
アエロブスの予約QRコードを見せてバスに乗る。
(「もう使ったか?これじゃ乗れない」
というようなことを再三言われ、
日本で予約してバルセロナには今日初めて訪問だ、と言ったら
電話でどこかへ確認していたようだが
しー(si)とチケットをくれた。
何が起こっていたのかはわからないし、
バスに乗れたから良しとする)
カタルーニャ広場に到着。
まさかこのひと月半後にこの近くで忌まわしい事件が起こるなんて
だーれも想像していなかったし
この抜けるような青空とすっきりさわやかな絵に描いたラテン気質の
ちょっと暮らしてみてもいいかも、と思ったものだった。
このあと
ホテルにチェックインして
グエル公園&外からのサグラダファミリア&カサミラ&カサバトリョ
なにせたった2泊3日、
強欲に見て回るにも時間がなさすぎる、けど
とにかく足で距離を稼ぐ。
つづく・・・
ダンフェール・ロシュロー
ダンフェール・ロシュロー