本末転倒セルフジェルネイル
旅に出るとかなりの確度で「爪が割れる」とたびたび書いてきた。
割れるというより、横から裂けめが入ると書いたほうがわかりやすいかもしれない。
裂け目はどんどん長くなって、次第に痛みが増していく。
そこで、それ以上長くならないようにバンドエイドでぐるりと指ごと巻いて
指に力を入れても裂けめが広がらないようにするという按配。
旅ばかりでなく、乾燥しがちな季節には日常でも起こりやすい。
そんなある日、Twitterで見かけたネイルを試してみた話を書いた。
violetmacaronrose.hatenablog.com
これがたいそう楽ちんだったから、月一程度に使い続けてきた。
爪が割けることがなくなり、日常生活で爪の不安を抱くことがなくなった。
貼り付けた爪を剥がすとき、微妙に自爪の表面が毛羽立つので
(自爪を持って行かれる、と表現するらしい)
フィルインするといい
(ジェルネイルをはがさずカラーの部分だけをドリルで削る方法)
のアドバイスを受けてさっそく試してみた。
おお、これなら剥がして自爪に負担をかける頻度が減るだろう。
ジェルネイルにはまったく興味がなかったのに
「自分の弱い爪をガードして仕事しやすくする」ことを目的にすると
それはとても楽しいことだと気がついた。遅。
レビューの多かったジェルネイルのスターターキットを買い込んだ。
価格:5,980円 |
そのほかに自爪をガードするためのアイテムやら
ジェルを上手に塗れる(らしい)筆やらも追加した。
そしてやってみた。
缶ジュースのプルタブを持ち上げるときの不安がなくなった。
仕事でキーボードを使っているときに突然指に(裂け目が入った)痛みが走ることがなくなってストレスが軽減した。
指先に力を使うときの不安があることからの開放感は
自分が想像する以上だった。
たかが爪。
されど爪。
昨年QAL大阪公演のときに、
ギターの御大ブライアンメイがホテルにネイリストさんを呼んで
ネイルのケアをしてもらってたんだけど(インスタ情報)
(よく見ると、1枚目の爪はジェルネイルがはがれたっぽい。
もともとしていたジェルネイルが剝がれてしまったのか)
このケア以降のライブでは
「爪は何の問題もない、絶好調だ」
と書いていたから、
ブライアンとあたしはいっしょだなと(どこが)ちょっとうれしい春のいちにち。