フォションホテル京都のディナーが当然、豪華だった件
15時にチェックインを済ませて2人ずつ2部屋に収まったものの、
どうしたって色々話したいことがあるわけだ。
そこで4人が一つの部屋に揃っておしゃべりしながら、
備え付けのスイーツバーに備えらえている紅茶やコーヒー（ネスレのアレ）の
香りを楽しみながら、こちらも備え付けのスイーツを
ディナー前に食べ過ぎないように気を付けてつまみ
あれこれと話に花が咲く。
スイーツバーのスイーツは全て持ち帰り可能。
もちろん、持ち帰りましたともさ。
取引先との交渉が遅々として進まず、なかなか京都へ行くと言い出せなかったという
ひとりの友達は
「もうね、正直に言ったの。去年の暮れに友達とこのホテルに泊まることを楽しみに
がむしゃらに働いてきたのにこのプロジェクト構想がなかなか成立しないから
困ってるんです！って。」
裏をかくような性格ではない、最もオーソドックスな交渉術と感心していると
「だからこれから京都に向かうし、メールチェックも致しませんって静かに宣言してきた」
さすがは長く大手企業の広報の一線で活躍してきただけのことはある。
このご時世でもリモートワークにできない大きな原因と理由が理解できる気がした。
さて、そんなふうに仕事のこと（ばかり）を愚痴っているうちに
ディナーの予約時間が迫って来た。
18時30分。
今回は一泊2食付きのプランを予約してあったのだ。
11階のレストランへ向かうと、
すでに数組の先客が食事を楽しんでおられるご様子。
その柔らかい表情から察するに、満足度の高いディナーなのだろうと思われ
秘かに期待に胸がふくらんだ。
4人で囲むテーブルのセッティングには
その日のメニューを確認できるタブレットが置かれている。
事前にアレルギーや好き嫌いを伝えていたので、
あとは運ばれてくるのを待つだけだ。
これがスタンダードなディナーのメニュー。
あとは各人の事情によって若干異なるディッシュ。
「スモークサーモンとキャビアのシーザーサラダ」
ビーツで色付けされたエッグが可愛らしい。
お出汁がぐっと染み込んでいて超絶美味だった。
カモ、フォアグラ、ピスタチオのパテアンクルート
（お肉平気チーム）
カボチャのスープはトリュフのいい香り。
これはなんだっけ、中はズワイガニ（The雑）
デザートはスイーツかチーズで選べるので
当然、スイーツ。
このエクレアが旨味のぐっとつまったショコラをふんだんに使っていて
ずっしり重みを感じさせ、頬張ると香りが身体じゅうに広がった。
そして当然のことながら、フォションの紅茶は香り、味わい、色ともに絶品で
本当においしい紅茶はかくあるべしと思わされるほど。
南部鉄器のティポットはずっしり重いので、継ぎ足し時は要注意されたく。
（けっこう尻漏れするし、とにかく重い）
内側はホーロー引きなので鉄分と茶葉が悪反応することはない。
ディナーにはお飲み物が必要なのだけど、
お酒を飲む気分ではなかったのか、
みな「ペリエを」
ガス入りとガスなしボトルをいっぽんずつオーダーして
ぶっちゃけひとり600円弱のご請求だった由。
（チェックアウト時のお支払い）
たった一夜のお楽しみの夜はこうして更けて行ったのである。
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ベッドサイドにはUSBなど各種ペリフェラルが調っているのと
スマートスピーカーも装備されていてデジタルデバイスを使うには
充分すぎると思われる。
どなたかのお役に立てばさいわいです。
馴染み深いフォションの紅茶缶。
茶葉が細かく、ダンシングに時間がかからないので
香りも味も色も他社の追随を許さない。
