ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

ルルドとヌヴェールへパリからのアクセス

※あくまでもあたしの場合、です

 

 

ルルドへはパリ・モンパルナス駅からTGVで向かうのが一般的。

 

 

 

ルルドではいまも

参道の両脇にあるたくさんのお店でマリア様を象った水入れが売られており

聖水が沸くマサビエルの洞窟に近づくに従い、価格も上がる。

適当なお店で水入れを買い求めておく。

日本からポリタンクなどを持参する方もありますが

最近はルルドのマサビエルの洞窟をプリントしたタンクも売られている。

こんなの

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容量2000mlくらいかな。

 

  

 

パリからしか行ったことがないのでTGV移動一択なのだが、

モンパルナス駅からTGVで、今なら5時間ちょっと。

強行軍なら日帰りも可能だろうが、せっかくなら宿泊して

夜のろうそく行列や朝のマサビエル洞窟での御ミサに与りたい。

世界中から巡礼の方々が訪れてあたたかい交流が可能。

 

 

ヌヴェールはパリ・ベルシー駅から列車で2時間ほど。

 

カトリックに興味があってもなくても

ベルナデッタ・スビルーについていちどくらいは聞いたことがあるかもしれない。

ルルドのマサビエルの洞窟でまさにマリア様と会話された

少女そのひとはその後、ルルドを去り、愛徳修道院のある

ヌヴェールへ移り住んだのだ。

上のリンク先の画像ではふっくらとした若々しいお方のように見えるが

手を合わせ棺の中のベルナデッタは世にも美しい小顔のモデルさんのようだった。

ルルドほどの巡礼者数ではないので

ひっそりと静まり返り、人けがないと照明も暗い。

聖品販売のお店もひとつだけの質素な佇まいだけど

圧倒されるのがさきにも書いた

1879年に亡くなって以来、まったく腐敗しないベルナデッタの

あまりにも美しい表情だろうか。

触れてはいないが(とーぜんだけど)弾力のある肌に見受けられる。

カトリックにおける奇跡や秘跡と呼ばれるものは

死後100年経ってお墓を調査し、腐敗していなければ

最初「福者」と呼ばれ、次に「聖人」と呼ばれるようになるのです。 

ちなみに、インドのカルカッタでご活躍されたマザーテレサ

その業績から驚異的な早さで「聖人」にご列聖されました。

 

さて、なにをしにヌヴェールへ向かったのか、

いまとなっては自分のきもちを振り返るのは難しいのだけど

ルルドとベルナデッタはニコイチ(不謹慎な表現をご容赦)で

どちらも欠くべからざるもの、だったのだ。

その後も数回訪れた土地。

 

ヌヴェール駅を背にして

左方向へまっすぐ進み

緩やかな坂道を右方向へ登っていくと

www.google.co.jp

ベルナデッタが眠る聖堂のある

サン・ジルダール修道院の門扉が開かれている。

複数人で訪れる際にはくれぐれもおしゃべりにご注意を。

聞き耳を立てないと聞こえないほどの小さなお声をお勧めします・・・

 

 

腐敗していない遺体を安置してある教会として

もういっかしょ、パリ市内にある教会が

奇跡のメダイ教会(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)

 

 聖母マリア様のご出現を受けたベルナデッタより少し前の時代、

こちらの修道院でマリア様と数回に渡って語ったと言われる

カタリナ・ラブレのご遺体が御聖堂の最前方みぎがわに。

左側にはこの修道院を立ち上げたルイズ・ド・マリヤックのご遺体。

どちらも腐敗せずちかくで目にすることができる。

※ただし、話題になってから観光客が押し寄せて

ご遺体の腐敗が始まっているようだとシスター曰く。

いつごろからかメダイがブームになってからの現象らしい。

ちなみに、他人から買い取ったメダイよりヒトから譲り受けたメダイに力が強いというのは定説。ほんとかうそかはしりませんが。

御希望のかたがいらしたら、お送りします(どっさり買ってきてあります)

 

ホントなら、今日はQALのパリ公演に参戦の準備をしていたはず。

来年のリスケがそのままでありますようにとの祈りを込めて。

 

 

 

とうとう首都圏でも緊急事態宣言が解除になる模様です。

日曜日の午後、神田明神にお詣りに行ってみたら

ものすごくたくさんの「自主解除」された方がいらしていて

あたしらもそうだよねあはは、と身内と話していたのでした。

いつも夜明け前に行くからこんなにヒトが来るとはしらなかった・・・

 

それでもまだ完全に新型コロナウィルスを「征服」したわけではないとおもうので

どうぞくれぐれもみなさま、ご自愛のうえおすごしください

 

いろんな本がありますな

 

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