パリ・オペラ座近くのアパルトマンでのとあるいちにち
2015年に借りたのは
パリのオペラ座近くのアパルトマンで
パリ生活社さんの物件、いまも稼働中。
この年は仕事でマドレーヌ寺院ちかくのオフィスに出入りさせて頂いていたので
そこまで徒歩で通えてとても便利だったし、
この界隈はバスも路線や本数が多く
どこへ行くにもとにかく便利だった。
(大事なことなので2度書きます)
ホテルルグランやスクリーブまでも歩いてすぐ、
CDG空港からロワシーバスでオペラに到着して
スーツケースを転がしながら移動しても5分程度、
地の利は抜群に良い。
このへん。
デジコードを入れて外の重たい扉を開け、
中庭に向かってちょいと歩き、またデジコードを入れて階段を上る。
エレベーターはないので足腰に自信がない方にはお勧めできないのと
パリによくある超狭い階段なのでスーツケースや水を持って上がるのは
体力勝負、でも地の利はいい←ひたすらこれ
左から
入り口ドアの内側、その横の壁にぴったりついているベッド、
入り口付近からバスルームとキッチン方向。
室内はホワイト系の静かな佇まい、日本式で9畳、18平米。
東京の学生のひとり暮らしなら贅沢な部類←個人的見解
入り口ドアの左側にブレーカーが入っている部分があり、
そこに折り畳み傘が4,5本入っていた。
前に借りた方が置いていくらしいのであたしも
ご多分に漏れず帰国の際に置いてきたものがいくつか。
とにかく窓が大きく、掃き出し窓ではないけど充分に陽の光が入るので開放感がある。
中庭の向こう側のお部屋ではお料理教室が開かれているようで
ときどき生徒さんたち(意外と年配の女性が多かった)の
楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
洗濯物を干すスタンドがあるのでまいにち洗濯した。
洗剤や柔軟剤、カルシウム除去剤は
水や素材との相性があるので現地で買うのが吉。
左から
キッチンの上の物入に入っているもの、
キッチン全体
棚にある包丁やカトラリー←これもいろいろ置いていく方が多く包丁研ぎまであって欣喜雀躍、料理のたびに研いだ
炊飯器もあるけど洗うのが面倒なのでお鍋で炊いていた。
(玄米を発芽させてそれを持って行っていたのだ)
お気に入りの冷凍食品のピカールへでかけた。
だいすきなパン屋さんが近いこともあってこの日はマルティール通りへ。
オペラからバスでいっぽんでは行けないので地下鉄で行くか、
バスを乗り継いで行く方法がある。
※注:当時。
今はバス路線が大幅に改定されている。
詳しくはこちらのブログをご参照ください
タビパリラックス JIROさん、
こんなに詳細なマップをありがとうございます
買い出しを入れるキャリーを持ち歩くのであたしはのんびりバスで行く。
まず大好きなパン屋さん、Maison Arnaud Delmontel
バターの香りが店内に満ちていて、ここへくるとお腹が減る(笑)
まずこれ。クロワッサンは超絶一級品でここ以外のは食べられなくなったひとしな。みぎのはなんていうのかわかんないけど超うまい。
画像だとおにいさんの背中あたりに映っているガラスケースの上の。
坂を下りつつ冷凍食品のピカール様←教祖と呼んでもいいほど好き。
必ず買うのがサーモンのパイ包み。
日本のピカールに絶対持ってきてほしかった、
ありがとうピカール
そしてむいてあるムール貝。煮たり焼いたり炒めたりとにかく便利なので大袋を買う。
左:モノプリでオーガニックのジャガイモを買って帰り
中:ムール貝といっしょにバターでソテーして
右:食べる。
実に質素な暮らしをしながらも
風景がパリというだけですでにまるで映画のワンシーンのよう。
特にひとり旅で食事は自炊が多いということになれば
日本とそう変わらないこういういちにちを過ごすこともしばしばで
穏やかでたいへんやわらかく、うれしいきもちが持続する。
今ならAmazon unlimitedで読めます
マドレーヌ寺院のわきの花屋さんで格安のバラを買ってくる。
日本と違い、花の香りがする。
3本で7ユーロくらいだったかな。