パリのアパルトマンで自炊する。
パリ滞在中の食事、
これも楽しみのひとつ。
得意ではないけどキライではないので
自炊はパリの食材の豊富さも手伝って
まいにちとっても楽しい。
ご近所のおいしいパン屋さんでクロワッサンを買ってきて
ゆっくり紅茶で朝ごはん。
なんて優雅な気分だろうか
(画像はイメージ)
欧州では抜きんでた農業国であるフランス。
栽培した作物に誇りを持っている農業者が多いことでも有名です。
チーズやバターもまた然り。
ふだんの生活圏内にスーパーマーケットがなく、
生鮮食品を買うチャンスがなかなかないので
パリのマルシェでおかみさんやだんなさん(親しみを込めて書いてみた)
と、英語混じりのフランス語での買い物がとても楽しい。
あれこれ買い込んだあと、アパルトマンに戻って
くったくたの身体を奮い立たせてから
ちいさなおままごとキッチンに立つと
俄然創作意欲がわくという(笑)
しゃっきしゃきの野菜をソテーしたり
生のままだったり
茹でたりして調理を済ませると
とっととがつがつ食べてしまいます(笑)
んまいっ!
まいかい唸ります。
思うに、
ゲランドの塩とトリュフの香りのオリーブオイルと新鮮なペッパーに救われるからで、
こういった調味料の底力に敬服することしきり。
毎日こんなにおいしい食材と調味料に恵まれていたら
もっといろいろ、いろんな意味で私は変化していたはず。
(たぶん)
自宅ではできるだけ有機食材を使っているのだけど
なかなか手に入らないので麻布十番のビオセボンに行くことが多い、
でもパリではどこでも有機食材が手に入るし価格も手ごろなので
このときとばかりに新鮮な野菜を食べてます。
自炊の楽しみはそこにもある。
好みの食材と調味料で自炊する。
特にお気に入りは
(↑音が出ます、ご注意ください)
香りがよくて発酵バター特有の奥深い味わい。
バターの中にうずもれたいほど。
パリの暮らしは
たのしいたのしい。
Picard(ぴかー、と聞こえる)で冷凍食品を買い込んで
手抜き自炊もまたたのし。