ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

パリの青い空と豪雨

先日のこと。

 

マレ地区の散策を終えて

のんびり帰ろうと20番バスに乗ったところ

とつぜん「このバスはここまでの運航です」な車内アナウンス。

無情にも全員降ろされました。

 

 

 

外は大雨、しかもだんだん強くなっていく。

もちろん傘は持ってない。

(日本では持ち歩くけどパリではほとんど)

パリで傘を差している人はあんまり見かけないけど

強い雨なので傘もレインコートもそこそこ見かけ始めた。

 

バスを降りて建物のひさしの下にいったん避難して

さて、どうやって帰ろうかとスマホでグーグルマップを開く。

 

 さっきまでの青空にすっかりだまされたなーと思いつつ

この豪雨というべき雨の中をどちらへ移動すればいいのか。

 

いくつかの選択肢の中から

比較的容易に移動できそうなメトロをみつけたのだけど

ちょっとした事情があり

少し離れたメトロの駅を目指して

歩く歩くとにかく歩く大雨ざーざーあびながら 

 

バスや地下鉄にすいすい乗れちゃうnavigoを持っていて

ほんとうによかったと思ったこのとき。

たまたま連れがいたのだけど

カルネが残り少なくて乗り継ぎのあるバスは無理、

地下鉄の乗り継ぎも嫌、とのことだったので

素直におつきあいした次第。

 

たどり着いたギャラリーラファイエットの屋上から眺めた青空は

どこまでも小憎らしいほど青かったのが印象的。

 

 

※パリの天気予報は当たりません(きっぱり)

なので、見もしません。

当然傘も持ちません。

降られたらずぶぬれで帰って

洗濯機を回しながらお風呂に入る。

余計なもので手をふさがない分、リスクマネジメントは万全です。

傘を差している人のバッグに手を入れているスリの姿を

鮮やかに思い出すからです。

 

 

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