デジイチとミラーレスの使いわけ・パリで写真を撮る
カメラ女子ではないので、カメラにもレンズにもこだわりがなくて、
幸か不幸か「レンズ沼」にもはまってない。
ただ、自己満足で
「美しい景色を美しく手元に残したい」
だけ。
でも、ただそれだけのことが意外とむつかしい。
どんなカメラで何を撮っても、あとで写真を見たときに
「これ、どこのなんだっけ??」
ということになりかねないので、
観光地で写真を撮るときには
こんなのを先に撮影しておくことにしてる。
これはロワールのシャンボール城のチケット売り場。
ひとりだと、身の回りの治安を確保して写真を撮れる場所は限られるので
いつもこういう写真で始まる。
こういう説明も現場で読んでいると時間がないので
さくっと撮っておく
同じ(ような)アングルで何枚も撮る。
レンズや露出、シャッタースピードが違うだけで
同じ場所がまったく別の表情を見せるので
いろいろ試してみることができるのも
デジイチのいいところ。
でも、美しいからと言って、青空や白い雲ばかりを撮っていたら
それがどこの何時ころの空かまったくわからない。
そういうときは近くの看板を写したり、時計を写しておくと
(デジタルデータには残っていたとしても)
自分の記憶とリンクして、あとで思い出しやすい。
いっぽう、ミラーレスは
デジイチに比べてとにかく筐体が軽いことがメリットで
しかもデジイチのようにレンズを換えれば
思うような画像に近づけることができる。
そのうえそこそこの治安な場所でもさほど緊張感なく
バッグからさっと出して使えるのがメリット。
ふだんからバッグに入れておいて、使い方を覚えておくと
いざ旅行に出かけたときに迷わずに済む。
嵌ってはいないと思っているけどキットにレンズが2本ついているので
いろんな写真を写して楽しめる。
美しいものは、そのままの姿を忠実に写真にすることは難しいけど、
自分の記憶にとどめて余韻に浸るにはやはり美しく鮮やかに
画像として残しておきたいもの。
撮影しているときの身の回りの空気とか温度、雰囲気も
写真一枚にこめるつもりで←ちょっとかっこいいぞあたし(笑)
写真を撮ることに集中していると
身の回りの治安の確保が疎かになりがちなので
デジイチ、ミラーレスのどちらを持ち歩くか判断に悩むときは
潔くミラーレスにしておいて、レンズ交換もケースバイケース。
被写体がなにになるのかが想定できるときは
それにあったレンズを選んでおくのだけど
私のミラーレスはDMC-GF7
ヴェルサイユ宮殿のエントランスのように
広いところを撮影したいときは
キットについているレンズのうち、
平たいほう「パンケーキレンズ」というおいしそうなネーミングのレンズで撮ると
両目で見える範囲を撮影できる(広角)のでとてもきれいに
晴れていればなおのことクリアで美しく撮影可能。
このレンズだと、料理もおいしそうに撮影できるので
スマホで撮った写真と比べるとそりゃもう食欲が(笑)
地上から望遠で撮影したいときにはレンズを換えれば
(キットについている望遠レンズでOK)
キマイラやガーゴイルがばっちり。
(画像がなくて失礼、探してるところ。見つかり次第貼り付けます)
フリー画像から拝借
↓
←ガーゴイルかわいい。
デジイチもミラーレスも
撮影に凝るようになればレンズをいろいろ揃えるんだろうけど
さすがにそこまで現地では(精神的にも治安的にも)
余裕はないので
ストラップやケースにこだわるのがせいぜい。
かわいくて機能的なものが出ているので
それもおたのしみのひとつ。
そうそう、使っているスマホのカメラも優秀すぎるので
街角スナップにはめちゃめちゃ多用してるところ
だけどやっぱりリスクマネジメントは必須なので
重い手帳型ケースにストラップをつけ、
それをバッグにつないで使ってる。
パリはとても美しいけど、反面そういう部分が厳しい。
そこがいい。そこが好き。
ただやさしすぎるよりメリハリ効いたヒトが好きってのと
ちょっと似てる(笑)