Airbnbでの衝撃と顛末 そして
「そうそう、ごめんね、あたしダブルブッキングしちゃって、
あなたたちはここを使えないの。
別のお部屋を用意したからそちらを使って。」
この衝撃のホストのメッセージから2日あまり、
Airbnbとのやり取りは続く。
「キャンセル料を返金するだけですか。
ホストの責任の所在を明らかにし
我々の宿泊先を補償して欲しい」
かいつまんで書くときつい文言だが概ね要求したのはこういう内容。
あわせて、そこからグラナダのホテル探しが始まった。
セレブなマダムおふたりにはどうしてもプライベートなベッドルームが必要だし
最悪バスルームがひとつとしてもバスタブは必須。
ようやくみつけた。
なんとかなりそうだ。
地の利はAirbnbで予約した部屋より落ちるかもしれないが
こればっかりは仕方がないし
なにより
「泊まれる部屋があってよかったわよ」said Madam.
料金は2泊で700K強、Airbnbで予約した部屋の2倍以上だ。
「Airbnbは責任を負わないの?」
おっしゃるとおりでございますね、マダム。
下僕はまたAirbnbにメッセージを送るのであった。
つづく