ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

2019年・今年の旅始め

 今年の年越しは例年通り静かで質素に過ぎた。

 

身内はスキーに出かけていたりの、

さらさら日本に戻る気がなかったりので

留守居というわけではないが、

とにかく限定解除でのびのび、のんびり。

読みたい本が数冊、手近なところにおいてあり

観たいDVDもすぐそば。

 

 

 

昨年11月の公開初日からほぼ毎週のように通い、

十数回を超えたころには何度見たのかさっぱりわからなくなった

ボラプこと映画『ボヘミアン・ラプソディ』を

元旦早々観に行った。

いちどめは「胸アツ応援上映」、2回目はごく普通の。

 

「胸アツ」では

‘恵まれれば”’会場一体感に溢れた映画への没入感を体験できる。

元旦は観光客が多かったのか

(キャリーを転がしている方々をロビーで多くお見受け)

いつもほどのハイテンションでなく、

それでも周りを気にせず歌い、

手を振り、拍手してラストの

『Show must go on』に酔い

場内が明るくなってから立ち上がる。

身も心も満ち足りる瞬間。

 

体内を流れる血液と体液のDNAにはQUEENの歌が含まれているとおもうほど

この人生のほとんどをQUEENと共にあったと思うがそれは内的なもの限定で

他者との関りはほとんどなかった。

それがあのひとり旅女性と一緒に見た『ボヘミアン・ラプソディ』のあと、

彼女のホテルのホワイエの応接で語り合ったのが初めての外界との接触だった。

もちろん、QUEENが初来日したときからごく最近まで足を運んでいるが

それもごく内的な体験と記憶でしかない。

2015年に初めて

羽田空港横のホールで行われた

「クイーン初来日40周年記念~The Queen Day~」にも足を運んだとき

(以降まいとし開催)

多くの方が同じ熱度でQUEENを愛していることを肌で感じ、

身震いするほどうれしかった記憶がある。

彼らといま同じ時代を生きているということが、

リアルタイムで彼らを見、感じ、共鳴していたことが

こんなにしあわせな気持ちにさせてくれるとは

ついぞ想像もしなかったが、それが彼らの持つ大きな見えない力なのだろう。

 

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イギリスはもう(上陸しなくても)いい国だと漫然と感じていた。

ブライアン・メイをリスペクトしてイギリスの学校へ進んだことで

ひとつのシーズンが終わったと思っていたからだ。

でも、この映画を観て、

当時はどうしても受け入れられなかったフレディのありのままを投影した姿を見て

もういちど、上陸してみようと思えるほど気持ちが変化しつつある。

 

時期については仕事の都合上まだわからないが

(すでに秋まで数回の海外旅行が決まっている)

女王陛下の国を再度訪れることになるかもしれない。

 

 

備忘録に過ぎないかもしれないこのブログですが、

今年もお立ち寄り御笑覧頂けますとさいわいです。

みなさまがたくさんの旅のしあわせな思い出を紡いでいけますよう

新年の抱負といたします。

 

 

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