冬の南イタリアは穴場 2
南イタリアはちょうど雨季で、しかも直前に
風光明媚で世界中のセレブが別荘を持っているポジターノへ向かう道が
例のイタリア全土を襲った大雨で土砂崩れが起き
閉鎖されたとのことで予定を大きく変更せざるを得なかった。
冬で雨季でも観光客がいないわけではなく、
彼らを乗せた観光バスが道幅の狭い迂回路を連なって走るのを
カラダを左右に揺られながら後ろをついていく車の中。
道幅が細いので大型の観光バスは通行できず、
ミニバンに毛が生えたくらいのせまいバスでも
足元は広い、さすがはヨーロッパだ。
日本のバスとはわけが違う。
ナポリから急峻なレモン畑の続く山道を越えて
アマルフィへ向かう途中で
「青の洞窟に向こうを張った『エメラルドの洞窟』があるので
寄ってみませんか」
よろこんで。
しかし、波が高くて洞窟には入れず
二三軒あるお土産屋さんをひやかしているときに
記念にぱちり。
方向を示す看板もスタイリッシュさすがイタリア。
しばらく撮影するのをどうしようか迷ったいちまい。
写真はアレだ、あくまでも記憶のスイッチだから
リアルじゃない、それでもこうして見るとちょっと感動←単純野郎
この階段を上って中に入ることができる、たしか入場料は3ユーロ。
ぜひ見るべき。見ないと後悔する。
内部撮影には←これが大活躍
何度も練習していたので露出露光ともなかなか上手に調整できるようになっており
屋外と屋内のISO設定が簡単にできるアプリには感謝。
シーズンオフはひとが少なくてゆっくり見て回れる。
みるべきスポットがぎゅっと凝縮されているので
この地図全体をゆっくり歩いても2時間はかからない。
あの映画の天海祐希さんが駆け上った階段もそこかしこに散見される。
アマルフィ大聖堂に向かって右手のお店が
「Pasticceria Andrea Pansa」という有名なレモンケーキのお店で、
ここでテイクアウトして食べながら歩くのが定番らしい。
おいしかった、テイクアウトは3.5ユーロ、店内で食べると4ユーロ。
ずっしり大きく重いのでここでくれるプラスチックのちいさなフォークで
崩しながら口に運ぶのは楽しかった。
ところで、ナポリのホテルの部屋にはこの天使の絵がかかっていた。
この天使たちが大好きなのでうれしく滅多に撮らない部屋の写真をいちまい。
部屋に入るとバッグをぶちまけて荷物を出す。
足置きの上にもおいちゃうのは疲れていたから??(笑)
まずはパソコンを立ち上げてメール確認がお約束。
ベッドサイドに電源があるのでパソコンやスマホやカメラを充電できる。
ホテルの部屋の写真は「ホテル提供」みたいなのが苦手で
ヒトの存在を感じるモチーフが好きなのでこういう絵。
じっくり見ないでください(笑)
バスルームのバスタブにはダブルカーテン。
さすがホリディイン系列、ホリディインネープルズ。
人出が多く活気あふれるイタリアもよいけど
しっとりした(雨季)人がまばらな南イタリアはなかなか穴場。
でも歩くと暑いのでコートは要らない、
ロングスカートと薄手のセーターだったけど
汗だくになりました。
この日のお役立ち:
きれいに見えても見た目だけってのを国内の5つ星ホテルで体験したので
持って行ったのがこちら
移動の機内で寒かったら使おうと思ったけど使わず
ホテルでは使いました。
事前に虫よけをスプレーしておいたので
刺す虫からは逃れられたはず(いたかどうかは別として)
生地がしなやかでふわふわなのでパジャマを着て潜り込んだら
速攻眠ってしまった。
これも最近のお気に入り
ホテルではもちろん、
なかなか寝付けない機内ではふんわり温かいというだけで
気持ちよく眠りにつける。