美術館巡り3日めは大塚国際美術館
美術館や博物館、国文書館が大好き。
そしていよいよ
念願かなって
大塚国際美術館へ行く。
大塚国際美術館 は世界初の陶板名画美術館で、
特殊な技術を用いた陶板で再現された原寸大の名画が
現時点で10800点以上展示されているという人気の美術館。
以前から知っていたのだけど
いかんせんアクセスが不便でどうしたものかと思いあぐねていたところ、
タイミングよく倉敷と徳島での仕事が入ったので
内心ほくほくで足を運んだのだった。
今回ぜひ見たかったのが
こちら
空襲で焼失してしまったという幻の
絵の前に佇む人が多く、感動する言葉が聞こえてきた。
ゴッホ好きにはたまらないと思われた。
残念ながら雨だったので撮影はしなかったが
屋上の屋外に展示の
モネの『睡蓮』ぐるりは
オランジュリーのそれと同サイズ同展示。
あのやわらかい光に彩られた『睡蓮』そのものが再現され
そのまわりにはジヴェルニーから贈られたという
株分けされた睡蓮がうかぶ。
次回はぜひ開花しているときに訪ねることにしよう(決意)
館内のガイドさんが
「お天気のいい日より、少し曇りがちな今日のような日のほうが
『睡蓮』がきれいに、そしてリアルに見えるそうです」
とおっしゃっていた。
これは2階のホワイエから撮影したもの。
修復されたあとの美しい色彩が鮮やかすぎた。
何百年もの間に着色が重ねられ、
男性だと思われていた人物像が女性だったという
その姿もリアルに再現されていた。
小腹が空いてきたから
話題のムンクの、と思ったら
ラストオーダーが15時まで。うっく、15時ちょうどだったぜ・・・
こちらも幻となった
「おいしいぃぃぃ~と叫ぶ
ムンクのどら焼きセット
600円(阿波晩茶付き)」
こんどは早めに攻略する
たかだか3時間余ではまったく時間が足りなかった。
年内再訪を目指したいと思ってる。
お気に入りのいちまいがあった
これです↓
これもうっすら紗がかかった印象的ないちまいで
お気に入り
サンマルコ寺院に行ったのはかれこれ20年くらい前のこと、
当時は薄暗い回廊の突き当りに展示されていて
かなり目を凝らさなければならなかった記憶。
こうしてあかるいところでじっくり見られるなんて
思ってもみなかった。
今後もどんどん増えていくらしい。
こんどはどんな作品が飾られるんだろう、
楽しみたのしみ。