ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

美術館巡り2日め 直島はアートの島

直島に上陸。

 

海外の観光客が多いのも御多聞に漏れず、

いまや日本人観光客しかいないなんてところは

そうそう見当たらない、気がする。

 

 

数年前、パリのボンマルシェで、

草間彌生作品のポスターがあちこちに貼ってあるので???

なにがあるんだろう、どうやら最上階で

『NAOSHIMA』のイベントが開かれているらしい。

 行ってみた←好奇心だけで生きている

 

なおしま??

どこ??

 

お恥ずかしながら当時の私の認識はその程度だったんである。

草間彌生さんの名前は知っていても

直島のことは知らない。

いまでこそ多くの人が直島と聞くと

「ああ、あそこね、かぼちゃがあって

ベネッセの島」

知名度があがったものである、と比較して感じるのはあたしだけか。

 

ボンマルシェの最上階では直島のビデオが上映されていて

島のあちこちにあるアート作品を紹介しているものだった。

ああ、こういうプロモーションビデオを作る島(❓ベネッセ❓)

なのだなあ、かっこいいなあと思ったのが印象に残っていた。

それから数年。

 

直島についての統計はこちらをご確認いただくとして

宮浦港に上陸したとたん、

アートやオブジェがあちこちで目を引く。

しかも島そのものがコンパクトなので

ちょっと歩いてもすみずみまで歩けてしまいそう。

今回は別件があってそれらを網羅することはできなかったんだけど、

家プロジェクト」のなかの

「南寺」(みなみでら、と読む)の体験はシュールだった。

Googlemapのコメントを読むと

コメンテーターはみなさん哲学者なのかと思ってしまうほど

評価が高い。

 

 家そのものもだけど。

その家に住まうヒトの思いや願いが表れている洗濯物や

エントランスや置かれているこどものおもちゃ

自転車やジョウロをなんとなく眺めているうちに

ふと感じたことがある。

 

「この家のヒトはこの島に暮らすことを誇りにしているのではないか」

 

ということ。

実際に暮らす人にはまったく出会わなかったし

話をしたのは移住してきたというデンマークの青年だったので

実際がとこはわからない。

でもそのデンマークの青年が言っていたんだ、

 

「この島のヒトはよく窓を拭いたり自分の家だけじゃなくて

家の前の道路を掃除しているのを見かけるよ」

 

ヒトの暮らしはそれがそのものが

アートなのかもなあ。

 

 

縄文の土偶の顔に見えた

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こんなところもアート。

 

 

 

 

 

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