ひとり旅愛好家、旅をする

旅をメインに美しいモノコトヒト、そして美しい言葉を美しく

宮地嶽神社、光の道

 宗像大社から

「光の道」で一躍有名になった(らしい)

宮地嶽神社へ向かった。

 

 宗像大社から宮地嶽神社まで、

Googlemapのデータによれば

「11㎞、17分」で移動できたとある。

公共交通機関がないのでタクシーを利用した。

 

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階段を登りきったところから相島方向を眺めると

1年に2回ほど、こういうことになるらしい

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ご丁寧に、そのときの景色を大きなパネルで見せてくれている。

これは普段全く宗教心のないあたしでも

「神様っているよ、うん」

思わされる光景。

 

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大きくて立派な注連縄が御神殿に奉納されている。

 

社務所御朱印帳への記帳をお願いしに行くと

権禰宜さんが

「この日の引っ越しはいいですよ」

答えているではないか。

どうやらいい日を見てもらいに来ているらしい。

占いですか?ちょっと無粋なことをお尋ねしたのだが

「移転や結婚式などの吉日をみています」

とのこと。

そうですか、じゃあ引越しすることになったら相談しにきます、

そんな気はさらさらないのに口が勝手に言っていた、怖い怖い。

 

宮地嶽神社の階段は怖ろしいほど大変です」

タクシーの運転手さんが言っていたので覚悟を決めて行ったんだけど

あの熊本の幣立神宮に比べればまだまだ。

高齢の方や車いすや杖を使わないと歩けない場合は

石段でなく、社務所の近くまで車で移動できる。

 

霊験あらたか、と聞くと

なるほど、そういうものなのかと思う私なのだが

なにもなかったとしても、そこにたどり着いたことが

大きな満足感なので心の中に温かいものが広がる感じを覚える。

 

仕事に追われる日々の中でなんとか休みをひねり出し

ここまでやって来られたことが奇跡と言えるのかもしれないが

そうしてみると

奇跡は待つのでなく起こすものだという

先人の言葉をかみしめる。

旅はいい。

素直な心を一刹那にして取り戻せるから。

 

 

今回のお役立ち旅のアイテム:

 

 このあたりからぽつぽつと降り出した雨に即座に対応でき

超軽量なのでバッグに入れておいても負担がない。

 

ななめがけにもショルダーにもリュックにもなる軽量の

ステラマッカートニーのバッグ。

深さがあるので日本国内では一泊旅行に使うのがいいかも。

海外では防犯的にもたいへん優れている(とおもっている)バッグ。

ただしすでに販売が終了しているので

個人売買でしか手に入らないのが難点か。

ちなみにあたしはメルカリで手に入れた。

 

※ 実は今回いつものお気に入りバッグを使っていたのだけど

新品を初めて使ったためにショルダーベルトが途中で切れていることに気がつかず

デジイチを入れて移動中に肩の高さから落下して

冷や汗をかいた。

(カメラもレンズもなんとか無事だった)

機能性の高いバッグでお気に入りのシリーズだっただけに

びっくりしたんだけど

すぐに対応してもらい、

旅から帰った翌日に交換商品が届いてきた。

旅に出ると時間は貴重で本来の目的以外には使いたくないものだし

吟味してバッグを持って行っているはずだから

今回のトラブルでひとつ学習させてもらった気がした。

・事前に充分にバッグが機能するか、ポケットに穴はないか、

ショルダーベルトなどに異変はないかを確認しておくこと。

・行動用のバッグはエコバッグでもいいのでサブのバッグを必ず持って行くこと。

 

国内の短い旅行中の出来事でほんとによかった。

この旅を思い起こすたびにこのバッグのトラブルを必ず思い出し

旅に出る前にバッグの点検を行うという新しい習慣も手に入れた、

霊験あらたかなことかもしれない。

 

 

 

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