秋田一泊二日 その1
一泊二日で秋田へ行ってきた。
目的は
「聖体奉仕会」
かつて、木彫の聖母マリア像から涙が流れたことで有名な
修道院。
そして長年のトモダチ。
秋田・能代にはMさんという25年来の友人がいる。
会社員時代(てのがあたしにもあった)に
法人契約していたスポーツジムのスイムのトレーナーさんだった。
妙に気が合って、途中とぎれたことはあったが
ずっと付き合いが続いている。
その彼女が
「今付き合っている彼氏に会ってほしい」
という。
ちょうど奇跡のマリア様に会いに行きたいと思っていたときだったので
二つ返事で喜んで出かけていくことにした。
秋田空港はコンパクトな空港。
羽田からの初発フライトで秋田に降り立つと
さらりとして肌にささらない秋の風を感じた。
迎えに来てくれた彼女といったんホテルに荷物を預け
秋田で有名な稲庭うどんを目指し
ホテル至近の秋田駅前の西武の地下の
天せいろをごまだれとかつおだしでいただく。
噂に違わぬ絶品ののど越しと
つるりとした食感、思わずお替りしたくなったほど。
天ぷらもからりと揚がり、さくさくの衣に包まれた
季節の野菜も大ぶりのえびも味わい深くいただいた。
銀座にもあって、知ってはいたが足を運んだことはなく
このことがあってから行ってみた、
稲庭うどんに舌鼓を打ったあとは
お土産を見に行ったり
軽くお茶してから
いよいよ
「聖体奉仕会」へ向かう。
イベントの始まりは14時。
すでに御聖堂はびっしり埋まり、座るところもない。
・・・ところが。
ひとつだけ空席があったのは
この聖母マリア様のご像のまんまえ。
聖母マリア様は撮影禁止の案内があるが
今回は大きなイベントとあって撮影可能、
さすがは寛容なカトリックの修道会。
このマリア様が涙を流されただなんて
よほど我々は業が深いに違いない、
悔い改めねば・・・(笑)
18時過ぎまで御聖堂でのお祈りと御ミサがつづき、
ホテルに戻った。
同じホテルにMさんと彼氏も宿泊することになっている。
どんな方なのだろう、と思いながら
ラウンジでひとりお茶したあと
部屋で荷物整理。
(その2へ続きます)